2015年3月26日 (仮訳)ブラジル・セアラー州、アラリペ国有林産ハラタケ科菌類の新記録 Nascimento, CC. & Alves, MH., 2014. New records of Agaricaceae (Basidiomycota, Agaricales) from Araripe National Forest, Ceará State, Brazil. Mycosphere. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_5_2_6.pdf [Accessed March 25, 2015]. 【R3-01675】2015/03/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、セアラー州のアラリペ国有林から5属6種のハラタケ科菌類を報告した。 Agaricus stijveiなど4種はブラジル北東部、Leucocoprinus birnbaumiiなど2種はセアラー州における新産種となった。 各種について形態を詳細に記載し、子実体の写真および顕微鏡的形質のスケッチを掲載した。 (ブラジル北東部、セアラー州新産種) Agaricus stijvei de Meijer 【よく似た種との区別】 Agaricus endoxanthus 傘表面が密な繊維状 襞が類白色~チョコレート色 柄の基部が傷つくと速やかに黄変する 傘表皮の菌糸が円筒形平滑薄壁で規則的に隔壁を有する菌糸からなる 本種ほど柄の基部が塊茎状でない 本種より担子胞子が長い 本種より縁シスチジアが短い (ブラジル北東部、セアラー州新産種) Chlorophyllum hortense (Murrill) Vellinga フタツミカラカサタケ (ブラジル北東部、セアラー州新産種) Cystolepiota seminuda (Lash) Bon ヒメコナカラカサタケ (ブラジル北東部、セアラー州新産種) Lepiota plumbicolor (Berk. & Broome) Sacc. (セアラー州新産種) Leucocoprinus birnbaumii (Corda) Singer コガネキヌカラカサタケ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus sulphurellus 子実体が黄色系 本種と異なり襞が傷つくと青緑色に変色する 本種より担子胞子のサイズが小さい (セアラー州新産種) Leucocoprinus fragilissimus (Berk. & M.A. Curtis) Pat. キツネノハナガサ 【よく似た種との区別】 Leucocoprinus tenellus 子実体が脆い 本種と異なり子実体が黄色を帯びない 本種より担子胞子のサイズが大きい